2021年はNFTアートが大変注目されましたが、今後ますますその動きは強まっていくでしょう。
今のうちにNFTデジタルアートを少額でも購入しておくことは、今現在の投資としてももちろんですが、将来的な資産形成に発展してゆくと思われますので、おすすめです。
そこで世界最大規模のNFT専用マーケットプレイスであるOpenSeaのアカウント作成方法について説明します。
OpenSeaとは?
OpenSeaは、2017年にサービスを開始し、2021年7月時点で月間取引数が約250億円、その翌8月には流通総額が約3,650億円を達成し、前月比で10倍超の伸びを見せるなど急成長を遂げているNFT専用マーケットプレイスです。
NFTは現在オーディオ、ビデオ、画像にも使われており、OpenSeaではデジタルアート作品、コレクターズアイテム、ゲームアイテム、イベントチケットの作成と販売が行われています。
アーティストは、自分の作品が市場で価値があるかどうかを試すことができます。
一方、買い手は、作品が気に入ったり、投資の可能性を感じたり、アーティストを応援したいという理由でNFT製品を購入することができます。
OpenSeaには次のようなさまざまなカテゴリーがあります。
- アート:Beeple、FEWOCiOUS、Trevor Jonesは、OpenSeaのプラットフォームを介して作品を販売しました。これは、デジタルアーティストのための最初のNFTマーケットプレイスの一つでした。
- 音楽 : The Weeknd、Richie Hawtin、RACなどがエクスクルーシブなNFTをリリースしています。
- ドメイン名 :Unstoppable Domains、Ethereum Name Service(ENS)のような検閲に強いブロックチェーン・ドメイン デセントラルランドネームをNFTとして購入することができます。
- バーチャルワールド: NFTs Decentraland, サンドボックスArcona などが挙げられます。
- トレーディングカード:このカテゴリにはソラーレ、Gods Unchained、$MEMEが含まれています。
- 収集品:クリプトキティーズ クリプトプンクハッシュマース。全ての分野を網羅しています。
- スポーツ :最近では、ロブ・グロンコウスキー(Rob Gronkowski)との独占的なパートナーシップにより、彼は自身のNFTコレクションをリリースした最初のアスリートの一人となりました。OpenSea社によると 将来的にはもっと多くのアスリートを将来的にはもっと多くのアスリートをターゲットにして、この種のパートナーシップを結ぶかもしれないと述べています。
これらのNFTトークンは、交換可能なリワードや会員制のNFTとして機能しますが、将来的にはさらに多くの用途が開発されるでしょう。
OpenSeaの大きな特徴は以下の4点。
- NFTを誰もが簡単に売買できる。
- 出品は無料だが手数料はわずか2.5%
- アカウント登録から取引までの流れがシンプルで、使いやすい。
- 「ロイヤリティ」や「販売方式」(「Set Price(固定価格)」、「Highest Bid(オークション)」、「Bundle(グループ販売)」の3種類)を設定することができる。
OpenSeaを利用するための準備から
OpenSeaを利用するには、MetaMaskの登録とイーサリアムの準備が必要になります。
そこで次の流れにそって解説していきます。
OpenSeaでのNFT売買までの【大まかな流れ】
- MetaMaskアカウントを作成
1-1. GoogleChromeをインストール
1-2.MetaMaskを作成 - Open Seaアカウントを作成
2-1 Open Seaアカウントを作成
2-1 Open Sea の設定 - 売買
「NFT」はNon Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略称で、「非代替性トークン」とも呼ばれます。暗号資産(仮想通貨)と同様ブロックチェーン上で発行および取引され、バンクシーや村上隆など著名アーティストのデジタル作品やゲームアイテムなどが、「代替不可能な唯一無二」の価値を持っていることの証明付きで売買されます。売買の際はETHを主とした暗号資産で決済されます。
1.MetaMaskアカウントを作成
1-1. GoogleChromeをインストール
まず、事前にPCにGoogle Chromeブラウザを下記リンクからインストールしてください。
1-2.MetaMaskを作成
以上で完了です。
Account1の下に表示される0x——が、あなたのウォレットのアドレスです。
最近、FireFoxにも組み込むことができるようになりましたので、FirFoを使い方は下記からADD-ONSしてください。
2.Open Seaアカウントを作成
2-1. Open Seaアカウントを作成
2-2. Open Seaの設定
3.OpenSeaでのNFTの売買
NFTを購入するためには暗号資産(仮想通貨)のEthereum(ETH)が必要です。
もし自分で暗号資産取引所でETHを持っているならMetaMaskウォレットにETHを移してください。
暗号資産取引所のアカウントを持っていない人は友人・知人にあなたのアドレスにETHを送ってもらうか、暗号資産取引所のアカウントを開設する必要があります。
たとえば取引所のbitbank、またはフォビジャパンにアカウントを開設します。
OpenSeaでのNFTの買い方
1.OpenSeaにアクセスし、マーケットプレイスで一覧の中からお気にいりを探すか、フィルター機能を使って自分が探したいNFTを見つけます。
2.気に入ったNFTを見つけたら押します。
3.カーソルを置くと作品の下に現れる「Buy now」を押します。
4.「Check Out」を押します。
5.「MetaMask」が起動するので「確認」をクリック
注意:MetaMaskからETHを送金するときは「ガス代」と称される手数料が別途発生します。
OpenSeaでのNFTの出品方法
- NFTを準備する
- NFTを選択する
- NFTの出品条件を設定する
- 出品する
NFTはOpenSeaならば誰もが簡単に出品できます。再販売も可能です。
右上の赤い丸を押し、「Profile」を押します。NFTがすでにある場合はその中から選びます。ない場合は、「No items to display」と表示されます。
「Select your sell method」では下記の中から1つを選びます。
「Set Price」は価格を設定する方法、「Highest Bid」はオークション形式で販売する方法、「Bundle」はまとめ売りをする方法です。
ここでは「Set Price」の場合を説明します。
暗号資産と、その金額を設定します。
画面右の「Post your Listing」を押すと、MetaMaskが起動しますので、「確認」を押すと、1度OpenSeaの画面に切り替わったあと、再度MetaMaskが起動されるので、再び「確認」を押します。
すると自動で出品手続きがはじまり、MetaMaskが3度目の起動をするので「署名」をクリックします。
以上で完了です。
OpenSeaに出品する時の注意点
OpenSeaに出品する時の注意点です。
- OpenSeaは出品時に2.5%の手数料がかる。
- 値下げはできるが値上げはできない。
- ETHの「ガス代」がかかる。
まとめ
2021年はNFTアートが大変注目されましたが、今後ますますその動きは強まっていくでしょう。
今のうちにNFTデジタルアートを少額でも購入しておくことは、今現在の投資としてももちろんですが、将来的な資産形成に発展してゆくと思われますので、今からOpenSeaに慣れておくのはおすすめです。
というわけで、世界最大規模のNFT専用マーケットプレイスであるOpenSeaのアカウント作成方法について説明しました。
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