アフィリエイトのリンク一発で作成する便利なプラグイン等がいくつかあります。
実際には2発か3発か必要ですが。
プラグインとしては、
「RINKER」
「Amazon Associates Link Builder」
「WP アソシエイト R2」
等があります。
3つとも使ってみました。
「Amazon Associates Link Builder」は、リンクできるのがその名のとおりAmazonだけなので「WP アソシエイト R2」を使うようになってからは、使わなくなりました。
プラグインではありませんが、
よく使われているものに、「カエレバ」「ヨメレバ」があります。
Amazon、楽天、Yahoo! のリンクコードを一発で作成
これらは、Amazon、楽天、Yahoo! ショッピング等とのリンクコードを、検索一発で作成できるすぐれものです。
たとえばAmazon、楽天、Yahoo! ショッピングの各々の商品をアフィリエイトでリンクさせるのは大変過ぎますし、3種類作ると、サイトのデザインが乱れてしまいます。
かといって、一つのECサイにしかアフィリエイト・リンクを張らないのでは、せっかくのチャンスを逃しかねません。
人によってそれぞれ使いたいECサイトが異なるからです。
同じ人でも、今回は楽天ポイントが貯まっているから楽天を使いたい、ということもあります。
これらのツールを使うことによって、一つの商品写真に3つのECサイトのボタンをつけられますので、ページをきれいにまとめられるだけではなく、成果報酬につながる読者(顧客)の注文を逃しにくくすることが可能になります。
最初の設定が、ちょっとメンドーですが、それさえしてしまえば、後がグンとラクになります。
各ツールとも共通しているのは、各ECサイトと結ぶために事前にECサイトにおける自分のIDを用意しておく必要があるということです。
問題は、AmazonのPA-APIアクセス権
ただ、ここで問題があります。
これらのプラグインを利用する際、AmazonをリンクさせるにはAmazonのPA-API(Product Advertising API)が必要となるのですが、このAPIアクセス権を利用する条件が2019年の1月から厳しくなり、30日間にAPI使用の成約がないと権利を取り消されることになってしまったのです。
アフィリエイトを始めてからそれほど月日の経っていない人にとっては、相当きつい条件で、これをクリアできる人は少ないと思います。
実質、小規模アフィリエイターに対し、門戸を閉める改悪です。
私は「WP アソシエイツ R2」を利用していましたが、ある日気がつくと、リンクが切れていました。
それもAmazonだけならともかく、楽天のリンクも同時に切れていて、アフィリエイトの利益を逃してしまっていることにきがついて呆然としました。
Amazonだけが使えなくなると思っていたからです。
AmazonのPA-APIが使える人のための「もしもアフィリエイト」IDを使った設定
AmazonのPA-APIが使える人は、「RINKER」でも、「WPアソシエイツR2」でも簡単に設定できるのが、ASPの「もしもアフィリエイト」を通じて得るIDを使用した方法なので、それをご紹介します。
まだ、「もしもアフィリエイト
次にやることは、「もしもアフィリエイト」で、Amazon、楽天、Yahoo! ショッピングとの提携を申請することです。
楽天とYahoo! ショッピングは、即提携が成立しますが、Amazonは時間がかかるので、早く申請しておきましょう。
ここでは3社との提携が済んでいることを前提に説明を進めます。
「もしもアフィリエイト」のIDを取得する
1.「広告リンク取得」
「広告リンク取得」をクリック
2.「a_id=」をコピー
どの広告でも良いので「ソース」の中の「a_id=」の後の数字をメモるかコピーします。同様に、楽天市場、Yahoo! ショッピングのIDも取得します。

「RINKER」の場合
1.IDを入れる
プラグイン「RINKER」を例に設定します。「もしもアフィリエイト設定」の「AmazonID」「楽天ID」「YahooショッピングID」の欄に、先ほどメモ(コピー)した数字をそれぞれの欄に入力(ペースト)します。

ただ、Yahoo!ショッピングに関しては、ASPの「もしもアフィリエイト」より「
報酬率
もしもアフィリエイト 0.77%
バリューコマース 1.02%
▷
この位の差ならメンドーだから3つとも「もしも」で設定したいという人は「2.利用するECサイトにチェック」に進んでください。
「RINKER」は、AmazonのPA-APIを使えなくても「もしも」のIDか「バリュー」のコードを入れておけば使えます。
その際、「楽天市場から商品検索」タブをクリックし、検索窓に商品キーワードを入れ、「検索」してください。
Amazonにもリンクした商品が出て来ます。
バリューコマースでYahoo!ショッピングのコードを取得し「Rinker」に入力する方法
a.バリューコマースの「広告管理/ツール」→「LinkSwitch」→「LinkSwitch設定」

b.「コードを選択」し、コピーします。

c.コピーしたコードを赤枠内にペーストし、「変更を保存」します。

2.利用するECサイトにチェック
「もしもリンク優先ショップ」で利用するECサイトにチェックを入れ、「変更を保存」をクリックします。「Yahoo!」を「バリューコマース」経由にした人は、「もしもリンク優先ショップ」の「Yahooショッピング」のチェックははずしてください。
「WP アソシエイト R2」の場合
「WP アソシエイト R2」の場合も同様です。「もしもアフィリエイトのリンクを使用する」にチェックを入れ、「Amazon a_id」「楽天市場 a_id」「Yahooショッピング a_id」に入力し、下の「変更を保存」をクリックします。
Amazon PA-APIを利用できない人には「カエレバ」の利用をおすすめ
Amazon PA-APIを利用できない人には「カエレバ」の利用をおすすめします。
私は、「WPアソシエイツR2」から「カエレバ」に乗り換えました。

「カエレバ」を設定する方法
1.サイト名を入力
ブラウザのバーに「カエレバ」と打ち込み、「カエレバ」のサイトにアクセスし、下にスクロールします。

2.サイト名を入力
登録欄の「サイト名」にあなたのサイト名を入力します。

3.「もしもアフィリエイト」のID番号を入力
Amazon、楽天、Yahoo! ショッピング、それぞれの「もしもアフィリエイト」のID番号を入力します。
4.「保存」ボタンをクリック
「保存」ボタンをクリックします。
以上で設定は終わりです。次にECサイトとのリンク・コードの取得とワードプレスへの貼付け方を説明します。
「カエレバ」の使い方
1.検索窓に商品名などのキーワードを入れて検索
「カエレバ」の検索窓にキーワードを入力し、「検索」します。

2.「ブログパーツを作る」をクリック
リンクさせたい商品を選び「ブログパーツを作る」をクリックします。

3.コードをコピーする
デザインを選び、サイトを選び(確認し)、Amazon、楽天市場、Yahoo! ショッピングにチェックを入れます。すると下の欄にコードが現れますので、コピーします。

4.コードをワードプレスのテキスト欄にペースト
コピーしたコードをワードプレスのテキスト欄にペーストします。

「カエレバ」のコードは長いのが欠点です。「Rinker」ならショートコードなので、スッキリしますので良いのですが、仕方ありません。
▽「Rinker」の場合の完成形

5.ビジュアル・タブをクリックし確認
ビジュアル・タブをクリックすると「カエレバ」が現れます。

6.「投稿を表示」して確認
「投稿を表示」すると、下のようになります。当サイトの場合、「JIN」ろいうテーマを利用していますので、「外観」→「カスタマイズ」→「その他設定」と進み、「カエレバヨメレバをJINオリジナルデザインにする」にチェックを入れれば、自動でこう変わりますが、「カエレバ」自体には枠やこのようなボタンはないので、そうしたければ「JIN」のような有料のテーマに変更するか、自分でカスタマイズしなくてはなりません。

7.公開
確認後、公開します。
「カエレバ」の書籍バージョンである「ヨメレバ」も同様に設定すれば使えます。
以上です。お疲れさまでした。
ということで、アフィリエイトを実際に「カエレバ」で作ってみました。
追記20191030
最近、リンカーを復活させつつあります。やはり、ショートコードは良いですものね。カエレバはコードが長過ぎて鬱陶しいですから。Amazonで売れるようになって来たからAPIの問題もクリアできそうな…。
ただ、カエレバやヨメレバをRINKERにすべて変更するのは大変でした。