暗号資産(仮想通貨)を初めて売買(取引)しようとする方のためにその手順を解説します。
ただし、ここではConcheckを例に取り、現物取引のみを説明します。
コインチェック公式サイト
暗号資産を売買するまでの手順
暗号資産を売買するための手順を説明します。
- 暗号資産取引所に口座を登録・開設
- 円を取引所の口座に送金
- 取引所でコインを買う
- 取引所でコインを売る
- 銀行口座に円を取引所から送金する
順を追って説明しますが、国内の暗号資産取引所であるCoincheck(コインチェック)を例に解説を進めます。
サイドバーの「日本円を入金」を押します。
銀行振込・コンビニ入金・クイック入金 のいずれかの方法で日本円をCoincheckの口座に振り込みます。
コンビニは、ローソン、ミニストップ、セイコーマート、ファミリーマートから、1回につき手数料を含めて30万円まで送金できます。
クイック入金は、ATM・ネットバンキングから、1回あたり999,999円 (手数料込)まで。
取引所に移動します。が、その前に取引所と販売所の違いを知っておく必要があります(次章)。
- 「レート」(たとえば122.55)を入れる
- 「注文量」(枚数)を入力
- 自動で概算が出ます
- 「注文する」ボタンを押す
このレートに対し、売り手が売ってくれないとそのレートでは購入できません。早く決めてしまいたければレートを上げます。もっと安く買いたければレートを下げますが、遠ざかって行ってしまうかもしれません。
「売り」ボタンを押し、
- 「レート」を決める。この時は122.44が決まりやすい価格だが、もっと下げれば早く売れやすいし、高く売りたければ123.5とかを入れておく。
- 「注文量」(枚数)を入力
- 自動で概算される
- 「注文する」ボタンを押す
122.44で入れておけば早く取引が成立しやすいけれど、どんどん下がって行ってしまうかもしれません。あるいは上がって行くかもしれません。
上がって行くと判断したならば、高い値を付けて放っておきます。
安くしても早く売りたければ122.44よりも低い値を付けます。
「日本円の出金」を押し、登録済の「この口座に振り込む」ボタンを押します。
未登録の場合は、「新しい口座を登録する」ボタンを押して必要項目を入力します。
できれば前もって登録しておきましょう。
暗号資産取引所の「取引所」と「販売所」の違い
暗号資産取引所の現物取引を行う場には、取引所と販売所があります。
ややこしいので暗号資産取引所をここではCoincheckとします。
最初はこの違いが理解できないと思いますので説明します。
販売所とは、あなたとCoincheckが取引する場です。
あなたは販売所からコインを買い、販売所にコインを売ります。
一方、取引所とは、あなたと他のユーザーが取引する場ということになります。
いわゆる「手数料」が無料とうたわれていても、「スプレッド」と言って、売るときの値段と買うときの値段には差があります。
これがCoincheckの実質的な手数料となります。
スプレッドは固定されているものではなく、相場の状況によって刻々と変化します。
特に、取引量が多いとスプレッドは狭くなり、取引量が少なくなるとスプレッドが広くなる傾向があります。
販売所では、買いたい数量を入力して「購入」のボタンを押すだけで暗号資産(仮想通貨)を購入することができます。
取引所では、買いたい数量や値段など細かく設定する事ができますが、自分の注文した金額まで下がらなかったなどの理由で注文が成立しないことがあります。
まとめ
暗号資産(仮想通貨)を初めて取引しようとする方のために以下の手順を解説しました。
国内の暗号資産取引所であるCoincheckを例にとって説明しました。
- 暗号資産取引所に口座を登録・開設
- 円を取引所の口座に送金
- 取引所でコインを買う
- 取引所でコインを売る
- 銀行口座に円を取引所から送金する
\コインチェック 公式サイト/